かつて娯楽のない時代に多くの集落で演じられてきた『農村歌舞伎』は、太平洋戦争や時代の流れにより演じられなくなりました。その農村歌舞伎のひとつ伊那市長谷中尾地区の『中尾歌舞伎』は、昭和61年に中尾区の青年たちが中心となり『中尾歌舞伎保存会』を立ち上げ歌舞伎を復活させ、以来30年にわたり毎年4月と11月に定期公演を行い活動してきました。こうした取り組みが評価され、『中尾歌舞伎』は現在、伊那市の無形民俗文化財(H10.6.24指定)に指定されています。
この度、この中尾歌舞伎の保存と後世への継承を願い、有志による『信州伊那中尾歌舞伎後援会(仮称)』を設立して、保存会活動のバックアップ、伝承者の育成と定期公演の開催、普及啓発などの活動を行っていきたいと考えております。
これらの趣旨・目的にご賛同いただき、活動及び経済面でご支援いただける個人、団体・法人の皆様を募集いたします。
設立発起人
伊那市長 白鳥 孝
伊那市教育委員長 松田 泰俊
伊那商工会議所 会頭 川上 健夫
元 長谷地域自治区長 中山 晶計
前 長谷地域協議会 会長 伊藤 稔
中尾区 区長 西村 寿